地域デザイン総合研究所の設立について
2022年11月、ICTやデータを活用した地域活性、地域課題解決を目的とした新しい組織、一般社団法人地域デザイン総合研究所を設立しました。設立メンバーは、これまでSAGAスマート街なかプロジェクトや佐賀駅バスセンターのサイン再編などに関わってきたJVメンバーが中心です。
これまで、デジタル技術を活用した地域活性の取組は、実証的に行われることが多く、全ての取組が社会に根付くにはいたっていません。加速度的に進化する技術実装の難しさはあるものの、それらを社会課題と照らし合わせながら、市民目線で活用していく視点が足りていなかったのではないかと、私たちは考えています。
そこで、地域におけるデジタル技術活用を、生活に定着させることと、それを市民協働型で進化させ続けていくためのハブとして活動することを、私たちのミッションとしています。
これから訪れる、縮小社会では、全ての地域課題を公助に頼ることは難しくなっていきます。市民や様々な団体が、共創しながら、デジタル技術もフルに活用しながら、社会を回していく仕組み、新しい文化を再構築していかなければなりません。その地域におけるトランスフォーメーションのビジョンを描き、みなさんとともに考え、一つずつ実現していきます。
代表理事 牛島清豪